逆境経営 山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法 要約・レビュー・感想

獺祭で有名な旭酒造

旭酒造の三代目社長「桜井博志」の逆境経営本。1950年、山口県生まれ。73年松山商科大学(現・松山大学)卒業後、西宮酒造(現・日本盛)に入社。76年旭酒造に入社。79年旭酒造を退社、石材卸業を興す。84年父の急逝で旭酒造に復帰。「獺祭」を開発。2000年海外販売を開始。

逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法

【本書の内容】
はじめに
第1章「負け組」の悲哀を忘れない
第2章 大失敗から学ぶ
第3章 捨てる勇気を持つ
第4章 「できること」と「やるべきこと」をはき違えない
第5章 常識や慣習にとらわれない
第6章 伝統が持つ奥深さを侮らない
第7章 発信しなければ伝わらない
第8章 打席に立ったからには、思い切りバットを振る
おわりに
資料/日本酒ができるまで

「旭酒造」とは?

旭酒造

出典:旭酒造

旭酒造は、山口県周東町(獺越)という山奥で、1770年の昔から酒造りを続けてきた小さな酒蔵。全国に存在する同名の酒造会社とは無関係。

廃業寸前

1984年(34歳)当時、旭酒造の年間生産量(9月期決算)は126kl(1.8リットル入り一升瓶換算で7万本)、売上高は9700万円だった。「売り上げは前年の85%に落ち込み、事実上の倒産状態。廃業寸前だった」しかし、2010年から右肩あがりへ。

 

出典:nippon.com

経営戦略の変更

お父から引き継いだ「旭酒造」。焼酎ブームで日本酒市場がシュリンクする中、売り上げは激減。死ぬか生きるかだったら、やれることをやってみようと戦略を変更。

小さな酒造である強みを生かして、小規模な仕込みでないと造れない、しかも少量ずつでも愛され続ける純米大吟醸に絞る。

経営美学もマーケティングもなかったが、「ああ、美味しい!」と言っていただける酒を造ること。

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