実践して確かめる

孫子の兵法:虚実篇

これに角れて有余不足の処を知る 孫子の兵法:虚実篇

角は触れるの意味で、また比べるの意味もある。とにかく、相手と実際にやりあってみることをいう。

夏の桀王(けつおう)

中国最古の王朝「夏の桀王」は暴虐を極め、天下に恨みの声がみなぎった。酒池肉林を楽しみ民心を失い殷の湯王に滅ぼされた。

殷の湯王(とうおう)

殷の湯王は桀王を打とうとしたが、賢臣「伊尹」の献策で、まずは朝貢(みつげもの)を中止してみた。桀王は怒り、諸侯(諸大名)を動員して殷を打とうとした。諸侯が動員できるところをみると、なだ桀王の権威が残っている。

伊尹(いいん)

夏末期から殷 (商) 初期にかけての政治家。商の成立に大きな役割を果たした。

確かめる

まだ桀王の権威が残っている。湯王は桀王に罪を謝し、改めて朝貢(みつげもの)をした。よく年、湯王はまた朝貢を中止した。湯王は諸侯に動員をかけたが、今度は誰も集まらなかった。そこで湯王は決起し夏を滅ぼした。

ヴィルトゥ(技量や力量)を小さく実践して、フォルトゥーナ(運)を引き寄せたと考えても良さそうな事例です。

まずは小さく実践

試験的に実施してみたうえで、全面的に普及するというのは、どの分野でも行われている。特定の部門や地域で試して、その結果によって手直しし全面的に実施するのが通例。

霧島酒造の戦略もまずは地元から首都圏を除く大都市から攻め、準備が整ったところで東京へ進出するやり方。

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