ファストアンドスロー

合理的に考える

人間は、あらゆることを合理的に吟味して考えるということはしません。そのための時間も足りませんし、非常に頭を使ってしますからです。

私たちには二つの思考モードがある。

システム1 直感(無意識)

1つは早いファストな思考でシステム1と呼ばれます。直感的な思考です。好き嫌いと言った思考もここに含まれます。

システム2 理論的(意識的)

システム1の後に来る遅いスローな合理的な思考は、適切に行えばよりよい意思決定に結びつきますが、努力が必要なため多くの人が避けがちです。

ボールはいくらでしょう?

バットとボールは併せて1ドル10セントです。

バットはボールより1ドル高いです。

ではボールはいくらでしょう?

多くの人の頭に閃くのはおそらく10セントという答えであろう。そして、計算してみればすぐにその答えが間違っていることにも気づくはずだ。それにも関わらず、直感的に10セントと答えてしまう人は非常に多い。

ミュラー・リヤー錯視

下図の線の長さは?

下のほうが長く見えるけれども、実際は同じ長さ。ミュラー・リヤー錯視のことを知っていれば、システム2がこれは同じ長さと修正できるが、システム1にとって下が長く見える事自体は変わらない。

「システム1」は衝動的で直感的であり、「システム2」は理論的思考能力を備えている。

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