セレンディピティ

一原有徳(いちはらありのり)

日曜芸術は版画家の「一原有徳」でした。50歳を越えてから版画家として活動を始め、晩年まで版画家として活躍。「人のやらない事をやる」実験的で挑戦的な試みから生まれた作品が特徴。

版画の概念を変える

版画ではなく、石膏の上にインクをのせ版画の概念を変える。イメージを持ったら先人の後を追い色々なものを見ると模倣になってしまう。

「フロー状態」

ゲスト脳科学者の茂木さんがチクセントミハイ「フロー状態」の話も出ましたが「セレンディピティ」という言葉が気になりました。

セレンディピティとは?

セレンディピティは、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという『現象』ではなく、何かを発見をする『能力』を指す。平たく言えば、ふとした偶然をきっかけにひらめきを得、幸運を掴み取る能力のことである。

引用元 wikipedia

セレンディピティ事例

19世紀半ば、薬剤師ジョン・S・ペンバートン博士がヨーロッパで人気があった薬用酒「ビン・マリアーニ」を真似て、「フレンチ・ワイン・アンド・コカ」という商品を開発しました。

ワインにコカの成分を入れた「フレンチ・ワイン・アンド・コカ」は人気を集めたのですが、まもなく禁酒法が施行され、この製品は販売禁止になります。

ペンバートン博士はアルコールを使わない製品に開発に力を入れますが、上手くいきません。ある時に水と間違えて炭酸水を入れたところ、今までにない味の液体が出来上がりました。ペンバートン博士は、これは売れると考えて製品化したのが、現在のコカ・コーラの起源なのです。

セレンディピティに必要なもの

共通して言えるのは「変化に気付き、新しい価値観を受け入れる力があった」こと。

一原さんの場合は、土台を版画ではなく石膏に変え最終的には版画版の腐食や紙の上に鉄の部品を熱して紙の上に焼き付けるというもはや版画の枠を超えてセレンディピティを生み出した。

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