BCGのPPM

資金分配のためのフレームワーク

PPMは、資金分配のためのフレームワークです。

1960年代からアメリカ企業では多角化が進み、限られた資金をどの事業に振り分けるかが重要課題になり、その際に提案されたのです。

PPMの大きな特徴は、事業状況が端的にわかることです。状況を示すのは次の4つです。


市場成長率


花形 Star 問題児 Problem child
金のなる木 Cash cow 負け犬 Dog 

(市場成長率は3〜5年先を予測)

高 ← マーケットシェア → 低

花形 Star

市場成長率とマーケットシェアが高い(売上も伸びるが先行投資が多いので利益は少ない)

金のなる木 Cash Cow

市場成長率は低いがマーケットシェアが高い(市場を制覇し、かつ先行投資が減ってくるので収益性が高い)

問題児 Problem Child

市場成長率は高いが、マーケットシェアが低い(市場成長率が高いうちに、花形を目指し先行投資が必要)

負け犬 Dog

市場成長率のマーケットシェアも低い(市場成長率が低いので、シェア挽回のチャンスが低い。負けが決定している。)

事業分野を成長率とシェアの2軸で4つのいずれかに分類するのは非常にシンプルで判りやすい半面、事業戦略としては単純化しすぎているとして、いくつか課題があります。

例えば各事業分野は相互に関連する例が多く、PPM以外にも考慮すべき要因が多数あるのです。

負け犬や問題児に分類される分野であっても「花形製品」や「金のなる木」のシェア維持に必要な事業である場合もあるので、すぐに撤退という判断はできません。

さらに「金のなる木」でもイノベーションで競争条件が変更されたり、市場成長率が高まったりすることもあります。

相対的マーケットシェア市場成長率予想からどこの力点を置くべきかを検討しましよう。

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