マーケティング3.0

コトラーが提唱した概念です。

マーケティング1.0が産業革命以降、工場で大量生産されるようになった製品をいかに市場に販売するかという考えから生まれた「製品中心」の発想だったのに対しマーケティングマーケティング2.0では、消費者が多様な情報や知識をもとに製品を比較選択できるようになったことから競合製品との差別化により消費者に選んでもらうことを目指す「消費者志向」へとシフトした。

マーケティング3.0

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ニューウェイブの技術、要はIT革命によって、これまでの「製品中心」「消費者志向」から消費者との信頼関係や結びつきを重視する「価値主導」へ変わりつつあるといわれています。

今回これまで説明してきたのは、実は1985年頃から使われているオーソドックスなブランド・マネジメントの手法です。

マーケティング3.0の現代においては、その手法はもう少し進化しています。

「マーケティング3.0」の本質は、過去のマーケティングと比較してみると分かりやすくなります。

マーケティング 1.0 2.0 3.0
中心 製品中心 消費者志向 価値主導
目的 製品を販売すること 消費者を満足させ、つなぎとめること 世界をよりよい場所にすること
可能にした力 産業革命 情報技術 ニューウェーブの技術
市場に対する企業の見方 物質的ニーズを持つマス購読者 マインドとハートを持つより洗練された消費者 マインドとハートを持つ全人的存在
主なマーケティング・コンセプト 製品開発 企業と製品のポジショニング 企業のミッション、ビジョン、価値
価値提案 機能的価値 機能的・感情的価値 機能的・感情的・精神的価値
消費者との交流 1対多数の取引 1対1の関係 多数対多数の協働

かわりつつあるブランド・コントロールのあり方

ブランド・マネジメントとは「ブランド・エクイティを継続的に維持・向上させていくための活動」のことです。時代が変わりマーケティングが進化しても、企業がブランド・マネジメントで押させるべき基本は変わらず2点です。

  1. ブランド戦略にのっとって、思想や戦略を社内外に共有しながら遂行する。
  2. ブランドを各要素に分解し、それそれを管理していくことでマネジメントを実現する。

ブランドのコントロールのあり方は今後変わっていきます。世の中に流通する情報が爆発的に増え、アマゾンや食べログなどを見ればわかるように、商品に対する口コミがいくらでも入手できるようになりました。

もはや、企業からの一方的なメッセージにお客さんは振り向いてくれません。

ブランドイメージを思い通りに管理できる時代ではなくなってきているのです。

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