ブランド・エクセキューション

全てのタッチポイントの整合性がとれているか。

ブランド戦略の実行(エクセキューション)です。

実行に当たっては、あらゆるタッチポイントにおいてブランディングが徹底されなければなりません。

タッチポイント

ブランド名、個別の商品名、パッケージ、カタログのデザイン、店舗の外観、店頭の様子、広告のデザイン、ウェブサイトのデザイン、自社で使っている文房具、名刺、オフィスの内装デザイン、ユニフォーム、パワーポイントのテンプレートこれら全てが、顧客との接点、タッチポイントになります。

そしてエクセキューションに当たっては、あらゆるタッチポイントにおいて、ブアンド・ポジショニングとの整合性をとっていきます。

この整合性が高いレベルで取れている好例といえば、アップルです。世界中の店舗やウェブサイト、商品など全てのタッチポイントにおいてスタイルが統一されていて、ブランド・ポジショニングとの整合性がとれていることがわかると思います。

タッチポイントの中でも、大きなインパクトをブランドに与えるものは、予算にもよりますが、一般的には広告、スポンサーとのタイアップ活動です。あとはウェブサイト、イベント、店頭、PR活動といったあたりも重要です。

映画「スティーブ・ジョブズ」

随所に「スティーブ・ジョブズ」のブランドや製品に対するタッチポイントが感じられます。

steve-jobs-movie-poster-800px-800x1259-copy

 

エクセキューション5つの鉄則

1整合性がとれていること
施策がブランド・ポジショニングと整合性がとれているかどうか

2それそれの手法の特徴に応じて最大限の効果を引き出すこと
広告やPR、店頭など、同じブランドを表現するものでも、それぞれの場面によって表現方法はその都度変わってきますよね。最大限の効果を引き出すやる方になっているか?ということです。

3細部に気をつかうこと

61926-050-F98DB706
たとえiphoneのデザインがどれだけ洗練されていても、ショップ店員の態度が悪ければ全然スマートじゃなかった場合、アップルにブランドイメージは下がります。そうした対応の一つに至るまで、きっちりとブランド戦略にのっとって、センサリーを利用し統一されているかどうかは非常に重要です。

4目的がわかりやすく、目的にあっていること
その活動を何のためにやっているかが明確かどうか。そして実際にその活動が目的に合っているかどうかということ。

5測定できること
効果測定が可能かどうかということ。ウェブサイトなら、その施策によってどれだけの人が来たのか結果を具体的に測定できなければ、なぜこういう結果になってのか、次に何をすればいいかがわかりません、ここでも調査が大事であることがわかります。

ガイドラインを作成する。

ブランディングを各スタッフやアルバイドなど隅々まで徹底させる手段として、ルールブックのようなものを作成することがあります。

こういう商品はOKだけど、こういう表現はNG。

会社のロゴを使うに際しても、このルールに従っている限りはOK、というように、ロゴの規定や広告デザインの規定、名刺デザインの規定など事細かなテンプレートを、ブランドのルールとして作っていくのです。

どこの会社にも多かれすくなかれ、ロゴなのどのガイドラインがあったりします。

会議で決定していく場合もあります。

マーケティング担当者が集まって、週に一度世界中のブランド・エクセキューションの評価を持っている会社もあります。

いずれにしても、こうした取り組みはすべて、ブランドを守ることを目的にして作られているものです。

その意識がないまま、ただ漠然とルールをつくったり、いたずらに会議を多く持ったりすることはお勧めしません。表現も縛られますし、やめたほうがいいでしょう。

細部までしっかり考えて、ブランドに結びついていくことこそが非常に重要です。実際にプロダクトを扱っている人がブランドの思考を理解し、初めてブランドというのは機能します。

形だけ整えても機能はしないというのも確かです。しかし、形を整えるのは、最低限必要な要件なのです。そのために、ロゴなど規定集が意味を持ってくるのです。

関連記事

NO IMAGE

スイッチングコスト

NO IMAGE

硬水飲みません?

NO IMAGE

セールスの成功と失敗

NO IMAGE

ガイアの夜明け。

NO IMAGE

買ってからの後悔

NO IMAGE

情報収集