センサリー・ブランディング

ブランディングにおいて、視覚、聴覚などの五感に訴えかける要素はとても重要です。

センサリー要素

具体的には名前(ネーミンング)、ロゴ、色、形、音、シンボル、スタイルなどで、これらをセンサリー要素という。

重要なのはネーミンングとロゴです。

良いネーミングの8つのポイント

  1. 短い
  2. 覚えやすい
  3. 言いやすい
  4. 悪い連想を起こさない
  5. 何を言おうとしているかが伝わる
  6. 商標登録できる
  7. 見た目も良い
  8. 戦略と整合性がとれている

①〜③はなんとなくわかりますね。

カルピス

英語だとカル(牛)ピス(おしっこ)という意味があるためアメリカでは「カルピコ」に変えて販売している。

悪い連想を起こさせる名前をつけてしまうと、グローバルブランドには絶対なれません。

ネーミングで何を言おうとしているか

どういう意味?と聞かれた時に、きちんと説明できる名前になっているか。考えた人しかわからないネーミングはダメです。

商標登録

商標登録できるかどうかは、とても重要です。登録されていたら使えなくなってしまう。

見た目も良い

英語の字面はどうか、日本語の字面どうか、中国語にしたらどうだろうか?といったことまで考えます。時の見た目というのは、デザイン要素になってきますから、おろそかにはできません。

戦略と整合性がとれている

聞いた瞬間に「このブランドらしい名前だね」と納得できるかどうかということ。

良いロゴ4つのポイント

もうひとつ重要なセンサリー要素はロゴです。ネーミングとも重なりますが、良いロゴのポイントは以下のとおりです。

  1. わかりやすい
  2. 戦略的に意味がある
  3. 時間が経っても見飽きない
  4. なんらかの感情を呼び起こす

1〜2は、ネーミングとも共通していますね。また、ブランドは基本的に長期間の展開を前提としていますから、インパクトに越したことはありませんが、それよりも時間が経っても見飽きないことのほうが大事です。

時間が経っても見飽きない

Best-Global-Brands-2013

ロゴはアイコンです。時間が経っても見飽きないデザインで、そしてブランドそのものを表現するようなロゴをつくって、使い続けるべきでしょう。

年代によってロゴも変わっていく企業が多数あります。

なんらかの感情を呼び起こす

色や形などのビジュアルが感情を動かしてくれるものであること、さらにそれが、ブランド・ポジショニングと整合性がとれていることが重要です。

:熱い、強い、危険、派手、情熱的、太陽、炎、血、エネルギー

オレンジ:暖かい、親しみやすい、楽しい、安っぽい、低俗、果物、ビタミン

:自然な、安らぎ、癒し、爽やか、未熟、森、植物

:冷たい、冷静、孤独、静か、知的、真面目な、空、海

:純粋、神聖、清潔、無垢、明るい、緊張、平和、白衣、花嫁

:強さ、恐怖、孤独、高級感、暗さ、クール、カッコいい、夜、死

その他のセンサリー要素

ロゴとネーミング以外にも、色や形もセンサリー要素です。

IKEAのロゴと店舗の外観を思い出すとわかりやすいと思います。どちらも横長の四角形を基調に、青と黄色の2色で印象的にデザインされていますよね。

音については、テレビCMや店内放送で流れる音をイメージしてもらうといいでしょう。

タグライン

シンボルとは、いわゆるキャラクターやタグライン。ニトリなら「おねだん以上ニトリ」NIKEなら「JUST DO IT」というタグラインがロゴや企業イメージと一体化して印象に残っていく。
※タグライン 商品広告の結語として用いられるキャッチフレーズないしスローガンのことをいう。

その他五感に訴える要素は、「スタイル」という言い方でまとめられます。ここは店頭の様子なども含まれます。

スターバックスの店舗は茶色をベースに統合されています。アップルストアも白か黒が基調。

このように抽象的で分類しにくいものはスタイルと呼び、抽象的なものであっても五感に訴えるものは全てブランド戦略に基づいてコントロールしていきます。

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